懐かしい
声が響いて
流れゆく
死して動いて
生きると止まる
心の中に
いつも囁く
声がある
雑多な思考の隙間に
流れてくるその声を
感じたとき
なぜか
懐かしい感情が
湧き出てくる
常に見守ってくれる
存在がいることを
思い出してみよう
止まっている人間は
死んでいるようだと
言われるが
死んでいるように
止まっているから
見えるものもある
死とは示であり
内なる示しだ
思考を捨て去ったときに
ふとよぎる声に
素直に従ってみる
その声は
誰よりも
あなたを大事に
想ってくれている